生後1か月の赤ちゃんは、ほとんど寝ている生活かもしれませんが起きている時間は、しっかりと向き合って遊んであげたいですよね。生まれて間もない、まだ目も良く見えていない赤ちゃんとの遊び方に困っているぱぱやままもいるかもしれません。
ここでは、生後1か月の赤ちゃんでも楽しめる親子のスキンシップが中心の遊びをご紹介します。
生後1か月の赤ちゃんってどんな感じ?
生後1か月の赤ちゃんは、たくさんの情報を目で見るのではなく肌で感じています。この頃の視力は、授乳の体制のお母さんの体がぼんやり見える程度だと言われています。
その分、実際に触れられたりして肌で感じる感覚は敏感にキャッチできます。抱っこすると泣き止んだり、優しく撫でられるとすぐに寝てしまったりするのは、肌の温かさで安心するからです。
赤ちゃんの耳は、低い音よりも高い音を好むともいわれています。赤ちゃんに話しかける時には自然と高い声になりがちですが、それも赤ちゃんにとっては心地よいということですね。
1か月の赤ちゃんにおすすめの遊び
目で情報をキャッチすることが難しい月齢の赤ちゃんには、市販のおもちゃよりもパパやママの手で優しく触られる感覚が1番の刺激で遊びになります。
おすすめは、服の上からでも良いので優しく撫でてあげること。まだまだ未熟で刺激に弱い赤ちゃんは、優しく触れるように頭やおでこ、腕や足など順番に触っていくだけでも十分な刺激になります。
目はあまり見えていませんが、耳はしっかり聞こえています。まだわからないからと無言で過ごすよりも、声をかけ続けてあげることでママの声の認識にも、その声に対する安心感にもつながります。
そうはいっても、返事の返ってこない赤ちゃんにずっと話すのは難しいですよね。おすすめは、今の行動や見えているもの、聞こえているものをそのまま話してあげること。
「今からおむつをかえるよ」
「朝だよ、おはよう」など、考えていることを声に出すようにするだけでママの声をキャッチすることができます。
たくさん話しかけてあげることは、その後の発達にも良いとされています。
時間をとってしっかり遊んであげる場合は
時間に余裕があって、しっかり遊んであげたい場合には室温に十分注意しながら服を脱がせてあげることもおすすめ。暖かい手で全身を触ってあげることでさらに刺激を与えることができます。
指を1本1本ずつくるくるっと撫でてあげたり、腕の付け根のあたりをトントンと触ってあげることで自分の体はここにもあるんだよ、という感覚を感じてもらうこともできます。
実際に赤ちゃんが自分の体を認識するのはもう少し先ですが、日常生活では触れない部分にも触られている感覚を与えることで新しい感覚を覚えることも可能です。
赤ちゃんのとの遊びで気を付けること
生後1か月の赤ちゃんは、首も座っておらず仰向けで過ごすことが一般的です。遊んであげる際にも無理な体制や、強い刺激、圧を与えることは絶対に避けて優しく触れるようにすることが大切です。
楽しませようと思って揺らしたり、無理に起こすことは赤ちゃんにとって悪影響となるので十分注意が必要です。
体温調節も自分ではまだできない時期なので、服を脱がす際には室温にも十分な注意が必要です。触るときの手も、冷たいままだと強い刺激になってしまうのでお湯で温めるなどの対策をとってくださいね。
まとめ
私が生後1か月の赤ちゃんを育てているときは、毎日マッサージをするように触れることを心掛けていました。なかなか寝付けない寝るのが下手な子だったのですが、服を脱がせてマッサージをする時間をとった日はいつもよりも寝る時間が少し長くなったように感じました。優しく撫でてあげることなら、ママではなくパパにもできるのでぜひチャレンジしてあげてほしいと思います。