赤ちゃんが夕方になると大泣きするのは「黄昏泣き」と呼ばれています。
そう感じたことはありませんか?
日中はにこにこでご機嫌だったのに、夕方17時近くになると急にグズグズ言い出して大泣きしてしまう。
夕方は夕飯の準備をしたり、洗濯物を片付けたり、何かと忙しい時間ですよね。
ママたちを悩ませる一つの問題です。
黄昏泣きってなに?
赤ちゃんが泣く理由
赤ちゃんが泣く理由は大きく2つに分類されます。
1つは生理的欲求によるもの
おなかがすいた、おむつが気持ち悪い、眠たい、などがここに分類されます。
2つめは、感情的なもの
寝ているだけの状態から少し成長して、人見知りをした時や後追いなどが始まったころには生理的欲求以外にも泣くことが増えますよね。
これは、赤ちゃん自身の心の成長によるものです。
黄昏泣きはどちら?
黄昏泣きは、この2つ目の分類に入ります。
原因は解明されていませんが、夕方になるとそれまで機嫌のよかった赤ちゃんが泣き始め30分~40分泣き続ける。この間は、どんなにあやしても、遊んであげようとしても泣き止みません。
黄昏泣きが見られない赤ちゃんもいるため、周りに相談しても「そのうちなくなるんじゃない?」とあまり深刻にはとらえられません。
黄昏泣きはいつまで?
この黄昏泣きは、2~3ヵ月ごろから始まって5~6ヵ月ごろには自然になくなると言われています。とはいえ、毎日夕方に40分近く泣かれると、ママも困ってしまいますよね。夕方になるのが怖い、という感情を持つママも実際にいます。
ママができる対策は?
赤ちゃんは、理屈で納得できることはまずないので、黄昏泣きが始まってしまったらママはどんと構えて対応するしかありません。
泣き止ませようと一生懸命にあやしたり、泣かせないようにと気を張っても泣くときには泣いてしまいます。
「今はこういう時期だ」と割り切って、夕方の家事を日中に終わらせておくことも一つの手です。
それでも激しく泣き続けられると、ママも疲れてしまいますよね。その場合は、赤ちゃんの安全を確保したうえで数秒でもほかの部屋に行くことで少し気持ちを落ち着かせることができます。
数秒間離れることで自分の気持ちを落ち着かせることも黄昏泣きを乗り切るためのポイントだと言えます。
まとめ
私自身、2人も子どもがいるのですが上の子は3ヵ月ごろに黄昏泣きが始まってかなり苦労しました。どうして泣いているのかわからないし、普段泣き止むことを試してもこの時間帯だけはどうしても泣き止みませんでした。
下の子は,黄昏泣きは全くなく夕方になってもご機嫌に過ごしていることが多かったです。
原因も解明されていない黄昏泣きは、赤ちゃんひとりひとりの個性だとわりきって、ママにできる対策をしてこの数か月を乗り切りましょう。