卒業式や入園式など、子どもの門出を祝う行事には母の胸にコサージュがついているイメージがありますよね。
この記事では、式典でのコサージュに決まりはあるのか、色や種類、またつける位置にきまりはあるのかなどコサージュに関する情報を掲載していきます。
目次
卒業式や入学式ににコサージュはつけないといけないの?
結論から言うと、コサージュは必ず付けなければいけないという決まりはありません。ただ、フォーマル服の売り場には必ずと言っていいほどコサージュがおいてありますよね。
卒業式は、学校の卒業を祝う厳粛な式典です。また、そこには別れを惜しみつつ新たな旅立ちを祝う気持ち、お世話になった先生への感謝の気持ちを表す場の意味も込められています。
卒業式ではダークカラーのフォーマルな装いが多いので、華やかさをプラスするためにコサージュが浸透しています。
身に付けるコサージュに決まりはある?
身に付けるコサージュに明確な決まりが設けられているわけではありませんが、一般的に黒のコサージュは喪をイメージさせるので良くないとされています。
またダークカラーのフォーマルな洋服に、濃いピンクや黄色、オレンジと言った派手な色は目立ちすぎてしまい良いイメージはありません。
おすすめは、ホワイトやベージュなど優しい色合いのもの。淡い色で選ぶと、その後の入学式の際にもそのまま使うことができます。
コサージュの種類
コサージュには、生花を使用したものと造花で作られたもの、さらに最近ではプリザーブドフラワーやドライフラワーで作られたものなどが見られます。
生花のコサージュ
生花のコサージュは、その日のために作る特別なもの。この上ない特別感を演出することができます。
お花屋さんで作ってもらうのが一般的ですが、予約数に上限があるなど事前の予約が必須条件となります。
生花で作るコサージュは、人と被ることがなく子どもの門出を祝うのには最適な種類でしょう。
インスタグラムでも生花のコサージュを取り扱っているショップが見られます。
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造花のコサージュ
こちらが一般的に浸透しているコサージュかと思います。サテンやシフォンなどの布をお花にしたもの。種類も多く、きっと好みのものが見つかると思います。
しかし、卒業式や入学式と言った格式の高い式典では素材選びにも注意が必要です。おしゃれではありますが、カジュアルシーンで身に付けるようなデニム生地のものやあまりに光沢があるものは避けるようにしましょう。
また、素材の質感は写真では伝わりにくいので実際に手に取ってみることをおすすめします。通販で購入する場合には、レースの質感やチュールの質感に注意する必要があります。
プリザーブドフラワーのコサージュ
生花を枯れないように加工処理したプリザーブドフラワーも人気のコサージュです。
生花本来の姿のままその質感を残して加工されているので、見た目には生花のコサージュと変わらず、非常に品のある高級感です。
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子どもの門出にぴったりなコサージュの色は?
卒業式シーズンは暦上は春となります。さくらを連想させる淡いピンクを選べば、そのまま入学式にも使えて華やかな印象に。
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定番のベージュ系はジャケットの色を選ばず使うことが出来て便利です。
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コサージュはどこに付ける?
コサージュを付ける位置に決まりはありませんが、自分の左胸、鎖骨あたりにつけることで顔周りが華やかになりおすすめです。ピンでとめることが多いですが、この時に多めに布をすくうことによりコサージュが安定し、美しく見せることができます。身に付けたコサージュがぐらぐらと動かないようにしっかりと固定するのが良いです。
まとめ
今回は卒業式、入学式に身に付けるコサージュに関して記載しました。個人的には、幼いころコサージュを付けた母親を見て『今日は特別な日なんだ』と感じたことがあるので、卒業式入学式では子どもを祝福する気持ちを込めてコサージュを身に付けることをおすすめします。
お気に入りの1点に出会えますように。