“貯金をしたい”けど“何からしていいかわからずに困っている”
そもそも毎月の生活に精一杯で貯金に回せるお金がない。こんな方はたくさんいらっしゃるかと思います。
ここでは、貯金を始めるならまず最初に見直してほしい家庭の固定費、その中でも住居費について解説します。
家計の中でもウエイトの大きな住まいに関する支出を削ることで、年間通してかなりの節約が見込めます。
そもそも固定費とは?
固定費とは家計において中心となる支出です。
例に挙げるとすれば
・通信費(携帯代、Wi-Fi)
・光熱費(ガス、電気、水道)
・保険(生命保険、損害保険)
・教育費)(習い事、幼稚園学校関係の費用)
・サブスク(音楽、ゲーム、アマゾンプライム等)
・定期購入品費用(通勤通学定期、食料品、ウォーターサーバー、コンタクトレンズ等)
など、毎月変わることなく固定でかかる費用となります。
毎月変わらない固定費は、一度削減に成功すれば、その節約効果が長期間持続されます。
その節約分を、将来に向けての貯金へ繋げることができます。
固定費の中でも特に割合が大きい「住居費」はまず最初に見直しをすることをおすすめします。
住居費の見直しポイント
家賃や住宅ローンなどの住居費の目安は、手取り収入の25~30%と言われています。
今の住まいにかかっている支出が収入とのバランスをとれていない場合、自分の中で譲歩できる条件を探し、住み替えも検討しましょう。
住宅ローンを組んでいる場合
住宅ローンを組んでいる場合は、現在の金融機関におけるローンの金利を確認しましょう。
「最初に借りてから一度も見直しをしていない人」「最近見直しをしていない人」は、今よりも金利の低い金融機関の住宅ローンが見つかるかもしれません。
2013年から始まった大規模な金融緩和政策の影響で、住宅ローンの金利も10年前と比べて大幅に低下しています。
借り換えを視野に入れてリサーチしてみましょう。
住宅ローンの借り換えを行う際には50万〜100万円程度の費用が必要です。初期費用込みでメリットがあるかどうかを確認する必要があります。
賃貸契約で家賃支払いがある場合
現在の住居の家賃が収入の30%を超えている場合、住み替えの検討がおすすめです。
住居を決めるポイントは「家賃」「利便性」「間取り」「築年数」「周辺の環境」など人それぞれこだわりがあると思います。
自分の生活スタイルと照らし合わせてどの条件であれば妥協できそうか、という視点で家探しをしてみると、新しい賃貸情報の中から今よりも自分に合った条件の物件が見つかるかもしれません。
住居にかける支出は手取り収入の25%~30%と言われていますが、実際に計算するとどのくらいになるのでしょうか。
できる限りの節約を意識して25%で計算すると以下のように見ることができます。
住んでいる地域によっては、この家賃では物件がないなど都市部か地方かによってもばらつきはあるかと思います。参考程度に自分の状況とあてはめて見られてくださいね。
現状から家賃を5000円節約するだけで年間にすると60000円。家賃が下がると共益費なども下がる傾向にあるので合わせて節約が見込めます。
節約を最大限に意識ならUR賃貸住宅がおすすめ。独立行政法人都市再生機構が管理・運営いているUR住宅なら「礼金」「仲介手数料」がかからないため初期費用をかなり抑えることが可能です。保証人も不要のため、保証会社に保証料を支払う必要もなくなります。
家計のウエイトを大きく占める住居費を抑えることは、節約し貯金につなげる大きな一歩です。
ぜひご検討くださいね。