シングルマザーとして子どもを育てているけれど、良い人に出会えて再婚を意識することもありますよね。ここでは再婚のタイミングと、再婚後のトラブルを避けるために気を付けていきたいことについて解説しています。
シングルマザーの再婚に良いタイミング
シングルマザーが再婚するタイミングは、子どもの心理状態、子どもと恋人との関係に大きく左右されます。
さらに名字を変更する場合は子どもの名前も変える場合がほとんどのため、進級や進学のタイミングなど考慮することはたくさんあります。
それらを考えるとシングルマザーが再婚するのに良いタイミングは大きく3つ
・子供が再婚に納得していて、進級や進学前の春休み
・子供が自立した後
と言えます。
子供がまだ小さくて実父の記憶がない場合や、遊んでくれる大人に懐きやすく良い関係を築けている場合は比較的再婚に踏み切りやすいでしょう。
保育園や幼稚園に入る前であれば、名字の変更を済ませてから入園することで周りからの詮索も避けることができます。
一方実父の記憶がありながらも恋人との関係の良好に進んでいて、子どもが再婚しても良いと納得してくれる場合には話を進めても良いタイミングであると言えます。
名字が変わること、生活が変化すること、転居を伴う予定であればお友達と会えなくなることなど、子どもに伝えておくべきことはたくさんあります。
子供の年齢に合わせて、わかりやすい言葉で伝えることにより理解してもらうことは
再婚後の良好な家庭環境のためにも、子供だからと甘く見ずにしっかりと変化を伝えることをおすすめします。
子供が自立した後は、子供と言ってももう大人ですから母の再婚に賛成してくれる場合も多いでしょう。
もっとも話を伝えやすくなるタイミングです。
再婚を避けたほうが良いタイミング
反対に再婚を避けたほうが良いのは子供の理解を得られない場合、子供が反対している場合、親が再婚に反対している場合です。
子供と恋人とも関係が良好に見えても、子供の心の中にはまだ心理的距離があったり、母親との生活を継続させたいと考えている場合もあります。
関係が良好=再婚OK ではありません。
子供の気持ちを優先させ、少しでも不安なそぶりが見られた場合には子どものケアを優先させることが大切です。
ここで再婚を急かしてくるような相手は、再婚後も自分のペースで生活を進めたい、子供よりも自分の都合を優先させたいといった性格の場合が多く再婚後のトラブルにつながる恐れがあります。
シングルマザーにとって、あくまで最優先は子供であることに理解を示してくれないようであれば再婚したとしてもいい家庭環境を作ることは難しいでしょう。
子供は納得しているけれど、親が反対している場合にも強行突破はお勧めできません。
反対されている理由を明確にし、その心配事が大丈夫であることを証明することが納得してもらうことへの近道です。
反対を押し切って再婚した場合、それまで普通通りに会っていたおじいちゃん、おばあちゃんと子供が会う機会が減ってしまい、結果的に子供がさみしい思いをしてしまいます。
また、親との関係が悪化したことにより、自分自身も後悔をするケースもあります。
反対されている場合は根気強く話し合う、または恋人と一緒に思いを伝えに行くことも、こちらの気持ちをわかってもらううえで
有効です。
諦めずに認めてもらえるよう努力したほうが、今後の人生にとってもプラスです。
再婚後のトラブルを可能な限り減らすためには
再婚後のトラブルを可能な限り減らすためには、トラブルになりそうな項目をひとつずつ消していくしかありません。
子供と恋人との関係が良好に見えていても、どちらか一方が極端に気をつかっている状態で成り立っているならば、再婚後はどちらかが我慢の限界を迎えてしまいます。
子供が母を思うあまりに再婚に賛成していても、実際には“ままをとられて寂しい”と感じているかもしれません。
いちばん大切なのは子供であることは、絶対に変わらないと伝えることも大切です。
また、再婚後の生活パターンに関して恋人と話し合っておくことも重要です。
子供のいる生活を経験したことがない男性の場合、こんなにも思い通りに行動できないものなのかと子供との生活に適応できないケースも見られます。
再婚を意識しだした時から、少しずつ伝えていくことも重要になります。
まとめ
いい家庭環境を継続させていくためには、ベストなタイミングで再婚することがポイントです。
自分自身にとっても子どもにとっても、恋人にとっても良いタイミングを見極めることでその後スムーズに家庭を作っていくことができます。
どのタイミングが良いのか、ぜひ恋人と話し合ってみてくださいね。