シングルマザーで仕事に家事に子育てにフル稼働している場合、もう仕事を辞めたい…とマイナス思考になることがありますよね。
シングルマザー業務にの中心、仕事、家事、子育て、自分の感覚で変更できるのは仕事だけです。
自分の収入だけで生活していることを考えると、退職という選択は現実味のないものに感じるかもしれません。
ここでは、今の仕事を辞めて転職するときに必要な知識、その際に気をつけたいこと、新しい仕事を探すために有効活用できる制度についてまとめていきます。
仕事を辞めたいと思ったら…
仕事を辞めたいと思う感覚は、ほとんどの社会人が抱いたことのある感情です。月曜日が憂鬱な理由、仕事は好きだけれど人間関係にが原因がある、そろそろ体力的に厳しい、など理由はそれぞれあるかと思いますが、実際に退職してから後悔をしないためにも、まずはどうして自分が仕事を辞めたいと感じるのかを考えてみましょう。
辞めたい理由を頭の中で考えていくのも良いですが、おすすめは紙に書き出してみること。
箇条書きで良いので書き出してみることによって視覚化されて情報がつかみやすくなります。目的は、今の自分の状況を客観的にみること。
自分の感情ではないところでその状況を見ることにより、『こんなにひどい職場で今まで働いていたのか』と思うこともあるでしょうし、『この問題が解決できれば意外と大丈夫かも』と思えるかもしれません。
まずは冷静に自分の気持ちと、自分の環境と向き合ってみることも大切です。
それでも辞めたいと強く感じる場合には、まず仕事を辞めることで今の悩みが解決するのかを考えます。
この時に辞めると自分の気持ちの解決につながると思った場合には、自分自身の気持ちを守るために退職するのも良いでしょう。
シングルマザーの場合、どうしても子供の生活時間との兼ね合いや学校行事等、働く上で譲ることができない条件は多くあります。
今の職場が残業こそ美徳という雰囲気であったり、上司からパワハラを受けていると感じる場合には現状打破のためすっぱりと辞める勇気を持つことも必要です。
悩んで悲しい顔をしているお母さんよりも、毎日笑顔で自分と話をしてくれるお母さんのほうが子供は必ず喜びます。
今の上司が合わない、同僚が合わない、など対人関係が原因の場合は止めたい一心で退職してしまうと後悔する可能性もあります。
転職先での収入が下がったり、次の職場でも感覚の合わない上司や同僚がいる可能も否めません。
自分が悪いわけではないのに、嫌いな人のためにこちらが仕事を辞めるのはもったいない場合もあります。
今の働き方で生活が安定しているのであれば、店舗間異動や担当部署の異動を希望したり辞めることを前提に交渉してみることもおすすめします。“これで解決しなかったら辞めよう”と思っていることにより心は安定しますし、吹っ切れて行動できるかもしれません。
いちばん大切なことは、自分自身が子供と一緒に楽しく生活することです。
無理をしすぎて病気になったとしても会社は守ってくれません。さらに子どもを守れるのは自分だけ。自分自身と子供との生活を第一に考えたときに辞めようと決心がついたら、次の仕事を探しましょう。
転職をする場合
転職しようと決心がついたら、転職先を探す必要があります。
新しい環境に行くことは不安もありますが、現状が変わると思えたらまた頑張ろうと思えるかもしれません。
マザーズハローワークなどを利用すればシングルマザーでも働きやすい環境の職場が見つかりやすくなります。マザーズハローワークは厚生労働省管轄のため安心して利用することができます。
また、異業種に転職を考える場合には新しい資格取得にチャレンジすることもおすすめです。
母子家庭自立支援給付金制度はご存じですか?
母子家庭のシングルマザーの経済的な自立を支援するために、自治体と厚生労働省とが実施している就労支援事業です。
この制度を利用すれば、対象の資格であれば取得費用を60%を支給してもらうことができます。
さらに取得が難しい資格の場合は、資格取得ための修行中に月100000円を支援してもらえる制度もあります。この制度を上手く利用すれば、資格取得のための勉強期間の生活費を心配することなく資格の取得に集中することが可能です。
これに関してはこちらに詳しく掲載していますのであわせてご覧ください。